音のイメージ化に関する考察

97603C 岩野仁美
指導教官 福本謹一

1、 研究の動機と目的
 音や音楽は、私達の生活の中で何らかの影響を与えていると思われる。音楽を聞いてリラックスしたことは誰しもあると思う。イメージを構成する元になるものは、視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚の五感で感じられる。音楽を聞いているとき人はどのようなイメージを思い浮かべているのか。そして、それを表現することはできるのだろうかと考えた。このような思いから、音や音楽を聞いて個々がどのようなイメージをし、表現されたものはどのような傾向があるのかを調査することにした。今回の調査は、豊かな表現を養う表現活動の一貫とし、地元での高校実習の期間に行った。

2、論文の構成
はじめに
第1章 音と人とのかかわり
 第1節 音と環境
 第2節 感覚や感情と音とのかかわり
 第3節 音を用いた造形表現
第2章 美術授業における音と視覚のかかわりについての授業実践例
 第1節 幼児における音楽と視覚イメージ
 第2節 中学生における音楽と視覚イメージ
第3章 音の視覚化についての調査
 第1節 調査の目的
 第2節 調査方法
 第3節 調査の結果と考察
おわりに