研究室
氏名・職
教育・研究について
主な研究業績
HP
芸術系コース音楽分野
声 楽

保坂博光 教授
声楽(日本歌曲・ドイツリート・宗教音楽・オペラ)における発声・歌唱・身体表現法等の研究をしています。 F.Schubertの歌曲研究(「水車屋の娘」における詩と音楽の比較研究、ゲーテの詩に触発された着想を中心として、「冬の旅」の音型分析を通した解釈I、II)。リサイタル「詩人の恋」「美しき水車屋の娘」「白鳥の歌」「冬の旅」など。オペラ「山椒大夫」厨子王「修禅寺物語」頼家 「こうもり」アイゼンシュタイン「カルメン」ホセ「魔笛」タミーノなど。


野本立人准教授

主なレパートリーはドイツ歌曲とバッハ等の宗教作品です。また国内外の合唱作品と、合唱指導法に関する実践的研究をおこなっています。 論文「教員養成大学における『総合演習』の試み」『兵庫教育大学研究紀要』(平成14年)、「ブラームスの声楽作品におけるテキストの分類と分析」『兵庫教育大学研究紀要』(平成15年)など。演奏に『野本立人バリトンリサイタル4 日本の歌』(平成13年4月、音楽の友ホール、東京)、『野本立人バリトンリサイタル5 モーツァルト、ベートーヴェン、そしてブラームスの歌曲』(平成14年8月、トウキョウオペラシティ・リサイタルホール、東京)ほか。
器 楽

 

河内 勇講師

専門はクラリネット。ソロ曲、室内楽、オーケストラ、吹奏楽等、多岐にわたる演奏経験を生かした技術研究・合奏研究に加え、管楽器指導法や基礎練習法についての研究を行っています。

1995 - 2004 , マリオン・フィルハーモニック 首席クラリネッ、1996 - 2004 , コロンバス・インディアナ・フィルハーモニック 首席クラリネット、1999 - 2004 , テラホート・シンフォニー・オーケストラ 首席クラリネットほか。

 

 

木下千代 教授
専門はピアノ。楽譜にもりこまれた作曲家のメッセージをよみとることと、自然で柔軟な奏法を身につけることを、楽しくお教えします。 演奏「ラヴェルピアノ曲全曲演奏会」(1998年、ザ・フェニックスホール)、「木下千代ピアノリサイタル」(2000年、大阪倶楽部4Fホール)、「きらめくピアノデュオVIII」(2002年、いずみホール)、「室内楽の競演2002」(2002年、いずみホール)など。論文「クレメンティ『グラドス・アド・パルナッスム』の全容とその教育的意義」『芸術と教育』(第6巻、2002年)など。
 

新山眞弓 准教授
専門はピアノ・ソルフェージュ。基本姿勢として、文字で表現できにくい音楽の分野で、演奏や授業場面に於いて実際に役立つような科学的・実証的な研究を目指しています。 論文「シューマンの''森の情景''作品82に関する演奏解釈」、「教員養成大学における授業科目『ソルフェージュ』に及ぼす自立訓練法の効果に関する研究」など。 演奏会に新山眞弓リサイタル(ピアノ&電子オルガン)など。作曲作品「ピアノと箏と唄の為の狂詩曲」、電子オルガン編曲作品「ムソルグスキー作曲『組曲''展覧会の絵''全曲』など。  

作曲・
指揮法


草野次郎 教授
専門は作曲。作品は管弦楽曲、器楽曲、合唱曲、歌曲などが中心で、教育では総合学習における創作の役割について現在考えています。

演奏《管弦楽の為の「響宴」》(2001年、京都コンサートホール)、《管弦楽の為の協奏曲》(1997年、京都コンサートホール)、《管弦楽の為の「幻想的祭典」》(1993年、京都会館)、《クラリネットとピアノの為の「融合」》(2000年、サントリーホール小ホール)、混声合唱曲《浅き春に寄せて》(1989年、サントリーホール大ホール)、その他多数。

音楽学

長尾義人 教授
西洋音楽史、特にルネサンス・バロック期を中心に研究しています。又、サウンドスケープの立場から音風景の問題にもアプローチしています。 論文「かんかん踊考:あるいは''流行(はやり)''のサウンドスケープ」『サウンドスケープ』日本サウンドスケープ協会(第4巻、2002年)、「Josquin des Pres のミサにおける『世俗性』」『兵庫教育大学紀要』(第21巻、2001年)、「現代観光におけるサウンドスケープの可能性」『現代のエスプリ』(1997年)、「変奏曲における『新しい手法』の試み」『芸術と教育』兵庫教育大学芸術系教育講座(2002年)、「絵巻物の昔風景をめぐって−『信貴山縁起絵巻』を中心に−」『芸術と教育』(2001年)など。

音楽科
教育


竹内俊一 教授
音楽の授業研究を中心として、学校音楽教育全般を視野に入れて取り組んでいます。

著書に『視点をかえた音楽の授業づくり』(共編) 音楽之友社(1988年)、『小学校教師のための音楽科授業づくり入門』(共著) 音楽之友社(1991年)、 『バンド指導ポイント20 合奏指導編 』(単著)音楽之友社(1992年)、「連載 音楽室の管楽器集合!」『教育音楽』 音楽之友社(1994年〜1996年)など。訳書に『音楽教育の原理と方法』(共訳)音楽之友社(1991年)など。

 


岡本信一准教授
専門は音楽科教育学。子どもの音楽に対する認知のプロセスを視点とした授業研究やカリキュラム開発を、認知心理学や一般教育科学など関連諸科学を援用しながら学際的・実践的に行っています。

論文『「創造的思考力」を育成するための音楽科の学習過程に関する教科教育学的研究』(2002年兵庫教育大学博士論文受理)、「音楽科における思考力育成カリキュラムの展開−R.Marzanoの"Dimensions of Learning"を視点として」『カリキュラム研究第10号』(2000年日本カリキュラム学会)、「音楽科教育における創造的思考に関する研究−音楽の解釈・表現を促すメタ認知の効果−」『教育方法学研究第24巻』(1998年日本教育方法学会)。その他、『授業研究 重要用語300の基礎知識(分担執筆)』(1999年明治図書)など。

 

 

音楽科
教育
(兼担)

河邊昭子准教授

専門は音楽科教育学。子どもの音楽に対する認知のプロセスを視点とした授業研究やカリキュラム開発を、認知心理学や一般教育科学など関連諸科学を援用しながら学際的・実践的に行っています。

『学力の質的向上をめざす音楽科授業の創造』明治図書 2005「児童の「音高認識体制」を成長させる音楽科学習指導方法の実証的研究」日本教科教育学会 , 『日本教科教育学会誌』 , 第29巻(第3号) 2006「音楽科授業における児童の旋律創作スキルの育成に関する研究」,日本学校音楽教育実践学会 , 『学校音楽教育研究』 , 第13巻 2009など。

芸術系コース美術分野
美術科
教育

福本謹一 教授
図画工作、美術の楽しさを伝えるために、メディア教育や国際理解教育も視野に入れて表現と鑑賞学習の一体的な学びを追及しています。 著書『中学校美術科ワークショップ平面編』明治図書(2002年)、『美術科教育の基礎知識』建帛社(2000年)、『見る美術』日本文教出版(2002年)、『学校教育における鑑賞学習と美術館の連携―変貌する美術館』昭和堂(2001年)、『美術教育の理念と創造』黎明書房(1994年)など。
美術科
教育

高木厚子 准教授
美術及び図画工作科教育に関わる認知行動について研究しています。 著書『美術科教育の基礎知識』『実践図画工作科の授業』など。論文に「美術(図画工作)の教科性の構造」「学習者環境設計援助システムの構築における設計作業モデル」「視知覚題材の系譜と課題」など。
美術理論
・美術史

喜多村明里 教授
人文科学としての美術史学を目指しています。人間と人間がつくった「美」なるもの、造形物に関するすべてを考えなければ、と思います。ただし、専門はイタリア・ルネッサンス。 論文「出産盆絵と円形画−15世紀トスカーナにおける世俗絵画の一様相」『美学207』(第52巻第3号、美学会、2001年)など。著書に『変貌する美術館』(共著)昭和堂(2001年)、『イタリア・ルネッサンス美術論』(共著)東京堂出版(2000年)、訳書にアレッサンドロ・コンティ『修復の鑑 交差する美学と歴史と思想』(共訳)ありな書房(2002年)など。  
絵 画


初田 隆 教授

専門は絵画・美術教育。美術・図工の授業で生起する諸問題について検討中。表現ってなんだろう?美術教育の研究とアクリル画の制作を通して考えています。

著書『図工科ワークショップ中学年編』(編著)明治図書(2001年)、『子どもの感性と創造性を引き出す総合学習』(共著)明治図書(1999年)、『ゲームパズルを作って遊ぼう』明治図書(1997年)、論文に「空飛ぶ円盤イメージと子どもの想像力について」『大学美術教育学会誌』(第33号、2001年)など。1979年より「行動展」で作品発表(行動美術協会会員)。

HP
彫 塑


村上裕介 准教授

主として彫塑における具象表現について、乾漆技法とあわせて研究しています。 昭和会展(1995年)、自由美術展(1995年〜)、個展(1996年、ギャラリーイセヨシ)、個展(1999年、2000年、2001年、於ギャラリーマロニエ)などで作品発表。
構成・
デザイン

 

 


金 度亨 助教

   
工 芸

淺海眞弓 准教授

陶芸を中心に、工芸の素材、技法を用いた造形表現の在り方について研究しています。

個展「あさうみまゆみの世界展」 , 2007 - , 川のほとりの美術館(姫路)、個展「あさうみまゆみ作陶展」 , 2005 - , 渋谷東急百貨店工芸サロン(東京)、個展「Walk On The Water」 , 2004 - , ギャラリー堂島(大阪)、 「陶芸学習における「導入プログラム」の開発と実践について−小学校における陶芸学習の研究−」美術科教育学会 , 『美術教育学』 , (第30号) 2009など。

絵 画


大西 久 准教授
現代絵画を中心に、絵画空間の各構成要素について研究しています。 夢広場はるひ絵画ビエンナーレ優秀賞(はるひ美術館、2003年)、第15回現代日本絵画展(宇部市、2002年)、'97兵庫の美術家展(兵庫県立近代美術館、1997年)で作品発表。論文「絵画史における印象派による筆触の多様性と意義」『基礎造形』日本基礎造形学会(2001年)など。  

彫 塑

(兼担)


前芝武史 准教授

専門は塑造による具象彫刻の制作および彫塑造形論・彫塑教育論です。実技、造形論、教育論の相関的かつ一体的な研究を試みています。 作品は、日展(1999年〜)・白日展(1997年〜)・日彫展(1996年〜)等で発表。論文には具象彫刻の造形美に関する考察を述べたもの(『大学美術教育学会誌33,34,36,37,38』号)、彫塑教育に関するもの(『大学美術教育学会誌35号』、『美術教育学−美術科教育学会誌−26号』)等がある。